よくわかる!?なんちゃらPAY講座(基本用語編)
PayPayの還元祭りから盛り上がったキャッシュレス決済だけど、数が多過ぎてよくわからないよね。
特に旧来のクレジットカードやの仕組みもあって、それも組み合わせられてる場合が多いので混乱しまくり。
しかも、今まで現金払いばっかりとかだったりするとクレジットカードはわかるけどプリペイドとかポストペイドとかデビットとか雰囲気で理解していると思う。
とりあえず、各社の面倒なサービスを説明する前に用語を簡単に説明してみたい。
・プリペイドとポストペイド
英語なだけなので簡単に。
プリペイド=前払い
ポストペイド=後払い
キャッシュレスとは言うものの結局お金のやり取りは発生するので支払い者が事前にチャージするのがプリペイド、後から使った分払うのがポストペイド。
プリペイドは事前に支払うので問題ないけど、ポストペイドは後からきちんと支払えるかってのを審査される。(クレジットカードで審査落ちたとかってのはそういうこと)
・クレジットカード
ポストペイドの代表。かけ払いの仕組みを汎用的に持ってきたのが始まりとかなんとか?
現状、ポストペイドだとコレ(もしくはコレに紐付き)がほとんど。VISA/MasterCardの二大国際ブランドとJCB/American Express(以後Amex)/Diners Club等色々あるが日本では前4つが有名。
実際は国際ブランドを各カード会社が提携してカードが発行される。JCBとAmexは直接発行してたりする。
ちょっと前までは磁気ストライプのカードばかりだったけど、ICカードが普及中。ICカードは接触と非接触がある。どっちも規格化されているので早く非接触(Contactless)が普及しろと個人的に思ってる。
銀行の口座にある預金から即時決済される。プリペイドみたいに別途チャージする訳じゃないけど、預金から直接なのでプリペイドとほぼ同じ。
日本では20年以上前に銀行のキャッシュカードを元にJ-Debitなるサービスがあるのだけど、クレジットカードとは別システムなので言うほど普及しなかった。(QRコード決済の普及でそっちにシフトしようとしてるらしい)。
最近は欧米ではメジャーなクレジットカードの決済を利用したデビットカードが日本でも普及し始めた。銀行によって国際ブランドは固定だったりするけど、まあ、そういうものとして受け入れられてる気はする。
・プリペイドカード
事前にチャージすることでチャージした金額分支払いに使えるカード、独自のシステムを採用してるのが多いが、クレジットカードのシステムを流用してるのもある
・非接触決済
ICカードを接触させずに通信する仕組みを使ったモノ、所謂タッチ決済。ICカードの規格として欧州(Type A)、アメリカ(Type B)が国際規格として定められてるらしい。日本(Type C(FeliCa))とかあったけど乱立ダメって言われて規格化出来なかった。その後にNFCの通信プロトコルとしてはFeliCaを捻じ込んだ。
・QRコード決済
非接触決済はICカードの読み取り機が必要なので言うほど普及しなかった(特に先進国以外で)。代わりに普及したスマートフォンにカメラ機能が付いているため、QRコードを使った決済が中国等で普及した。
ぶっちゃけ、非接触決済の方が速いんだけど、ソフトバンクの金にモノを言わせたキャンペーンのおかげで日本も普及している。
店のコードをスマートフォンで読み込んで支払いするとかも出来るので小規模店舗の対応は容易だったりする。
5Gを踏まえた各キャリアのプランについて(まとめ)
5Gが始まったからってそう何が変わるかってのはあんまりない。
速度面の付加価値を付けたいので価格上げたいけど、エリアが狭い現状金返せ!ってなるので割引してるauとソフトバンク。DoCoMoは実質無制限になったので値上げしてる。
で、大容量プランだけど、DoCoMoは5G(100GB、キャンペーンで無制限)が7650円、4G(30GB、キャンペーンで60GB)が7150円。auが5Gが8650円、4Gが7650円でそれぞれ容量無制限。ソフトバンクが5Gが8480円、4Gが7480円で容量は50GBだけどカウントフリーあり。
いや、マジで普通の料金払う気出ないよね。これに通話料か通話オプションつけると1万弱確定。
各社見せ球で6ヶ月の割引してるけどだったらベース下げてくれよと…
auとソフトバンクは2年間程度5G料金を4Gと同様にする割引つけてるので大体5Gの料金は同じになる。DoCoMoはD card払いで170円、auは2年縛りで170円割引して価格並び、後は割引勝負。ネット回線割引は同額、家族割はDoCoMoが1番渋くて3人まで1000円でauとソフトバンクは4人で2000円まで、ソフトバンクは3人の割引が1500円でそこは素晴らしい。
他にauとソフトバンクは2GB以下なら更に割引してくれるのであまり使わないけど、大容量プランでも良い(と言うかソフトバンクで段階制プランはぼったくりでしかないのでプラン1択)。
結果として4人以上で家族割適用出来るならソフトバンクが最安、3人でもソフトバンク。2人だと横並び。
但し、ネット回線割引の自由度はau>DoCoMo>ソフトバンク。
価格以外も評価ポイントはあるし、ポイントや決済関連のメリットもあるので言うほど大差はないかも?
段階制プランはソフトバンク以外で外だとほとんどデータ通信しない人だとありだとは思う。1980円って事はなかなかならないけど、DoCoMoなら5GBまでなら割引がフルに効けば3000円台だし、auも4Gまでなら3000台で収まる。
まあ、そんなに容量使わないならサブブランドにしとけとは思うけど、家族の中でヘビーユーザーがいるとそうもいかないよね…
5Gを踏まえた各キャリアのプランについて(DoCoMo編)
最後のDoCoMo。サブキャリアはなく、ギガホ、ギガライトの2プランになったので分かりやすくなったらしい。
withとかシェアパックとか使って最安を追求してた層には評判が悪かったけど、まあ時代の流れって事で受け入れられたんじゃないかね?
大容量と段階制の小容量プランなのは他の2社と変わらないが大容量プランはベースが少し安く、家族割が3人までで割引がフルにかかると他の2社より高くなる。
段階制プランは1番段階が細かく、容量使い切ってもギガホまでにはいかない。
auよりは代金自体は高いが、光回線の割引が5GB以上で1000円もつくので条件次第で最安となる。
本当にソフトバンクの段階制プランは糞である。
後、Dcard Goldだと10%還元(カードの年会費がかかるけどね!)とかあったり、Amazon Primeが1年間ついてたりディズニー デラックスの割引とかがあるみたいなので対象者はお得だと思う。
5Gを踏まえた各キャリアのプランについて(au編)
次は最近UQのモバイル回線部門を吸収すると発表したKDDI。
で、そのauも6月よりプラン変更みたいでソフトバンクの後追いをしつつサブスクのサービスをバンドルしてる。
大容量プランは5Gと4Gとそれぞれ設定あり、差額は1000円で当初割引は他社と同様。
auは家族割が当初2人、3人のみだったが5Gと4Gの新規プランでは4人の設定も追加された。
但し、3人の場合は1000円なのでソフトバンクよりは弱い。但し、固定回線割のスマートバリューは対象が多い。
また、ソフトバンクの後追いとして2GB以下なら料金割引もあり、ソフトバンクと同様に大容量プランでも小容量プランの下限金額と同額になる。
auの大容量プランの特徴としてサブスクサービスバンドルプランがある。NetflixとTELASAがバンドルするプランと5Gプラン限定だがそれプラスYouTube PremiumとApple Musicがバンドルされるプラン(ALLSTAR)がある。
カウントフリーではないが制限なし、ディザリングのみ容量が制限される(30GBから80GBまで)
Netflixのベーシックは通常800円なのでそれだけしか使わない人には微妙だが、ディザリングの容量アップとTELASAも見れるなら悪くないと思う。ALLSTARも全部使ってる人には良いプランだと思う。
(ファミリーパック使うならそっちの方が安い?)
段階制プランは以前は20GBまでのプランがあったが既に消滅。
まあ、7GB越えるなら大容量プランにしろってことだろう。
但し、ソフトバンクと違って小容量プランについては存在価値が一応ある。
1GBまではスマートバリューの割引はつかないが、家族割は3人以上で1000円割引、スマートバリューも500円割引がある上に7GBMAX使っても大容量プランと同額にはならない。(割引次第では5000円切る)
しかも、ソフトバンクと違って半年割もないので最低価格は一緒と思っていたら半年後は最近価格上がってたとかもない。
UQは最近KDDI側に移るって話が出たが、元々MVNOな立ち位置なので基本プランは要らないモノがついてない。音声定額もMMSもオプションなので出来るだけ費用を抑えたいって層には1番合っていると思う。
基本プランには何ヶ月分の割引がないが、家族割は可能。主回線には家族割がないがWimax割があるのでそっち使えって事らしい。
後、ワイモバイルと同等の内容(通話定額とMMS)にしようとするとUQの方が高くなる。要らん人には要らんから削れるのは逆に評価されるかもしれない。
5Gを踏まえた各キャリアのプランについて(ソフトバンク編)
一通り各社のプランが揃ったのでサブブランドも含めて検証してみる第一弾
ソフトバンクです。サブブランドはワイモバイルで2ブランド制にいち早く移行済み。
現行のキャリアのプランは大きく分けて2つ
・大容量プラン
・段階制の小容量プラン
サブブランドのプランは小容量から中容量の中で3段回プラン
ソフトバンクの特徴は小容量段階制プランのぼったくりの一言に限る。
なんと2GBを越えると割引がない場合7480円(音声基本料含む)と大容量プランと同じ価格。
しかも、大容量プランでは可能な家族割すら適用なしとなっている。
その代わりではあるが、大容量プラン側でフルに割引を効かせると2GB未満で小容量プランの下限と同じになる。
また、家族の定義がゆるゆるで同居していない親戚、同居中(住所が同じ)なら家族扱いしてくれる。
プランはもう1つだけあるが1GBまでかつスマフォへの乗り換え用プランなので割愛。
結果、ソフトバンクユーザーは実質1プランのみである。
ワイモバイルは元々MNOであったイーモバイルを買収した経緯があるので基本、フルサービスで低価格なプランとなる。
まず、通話は10分まではかけ放題、キャリアメールもプランに入っている。
割引はネットか家族かどちらかしかないがそもそもが低料金なので仕方ないだろう。
また、他のサブブランドとの違いでシェアプランがあるのと、中容量プラン以上にはシェアプランの割引がある。
家族割対象者がおらず、SIM付きタブレットも併用し、自宅では固定のネット回線ってニッチな層にはワイモバイルは唯一無二の存在かもしれない。
5Gについては別途プランを作成した訳ではなく『1000円追加で対応出来ます、でも、しばらくはそれ払わなくて良いですよ』って扱い。
大容量プランとしては先行していたが容量的には他2社より少なくなってきた。但し、カウントフリーが主に容量を消費させる動画サービスとか入ってるので容量不足にはなり難いと思う。
iPhone SE
初代は未だに需要があった5sの筐体に当時最新機種であっ6sのロジックボードを組み込んだ機器で、当初は言うほど安くなかったことや、不満があったTouch IDがそのままだったこともあり初期は人気なかった訳だけど、その後の値下げで長い人気をほこったモデルだった。
2世代目は散々リークされ、その通りで発売された訳だけど間違いなく売れると思ってる。iPhone 8はTouch ID採用の旧モデルの総括として素晴らしい出来だった(あえて言うならもう少し軽かったら最高)。
その筐体をベースに2世代分の処理能力の進化をもたらせたモデル。しかも安い!iPhone 11との差が3万なんだけど、Touch IDがFace IDに、液晶がより大きく、防水性能が上がって、U1チップ搭載し、カメラ性能が上がってるので確かに価格差が分からなくはないけど、必須じゃないんだよね。
こいつも多分数年単位で長いモデルになると思うけど、早いうちに入手したいと思ってる。
そして、こいつから機種変更しようかな?ってタイミングでもiPhoneが魅力的な端末でいて欲しいと思う。