カローラとクラウン
どちらもトヨタの代表的なモデル。
一方はグローバルモデルとして世界中に展開され、遂に国内モデルもグローバルモデルと統一される、他方はずーっと日本のローカル市場で進化を続ける。
両者の違いってなんだろうと考えたけど、市場の規模ぐらいしか考えられなかった。
カローラは低価格を売りにしているからより広い層へ売るためにグローバル化し、クラウンはローカルな市場で一定以上の利益を上げているからその層から外れることはしなかった。もちろん、カローラもそれなりの利益があったからこそグローバルモデルとは別に国内モデルがあったわけだが。
クラウンについて言えばユーザー層が高齢化し、今後市場が小さくなるのをどうくい止めるか?ってのがキモだろうし、カローラは小さくなりすぎた既存ユーザー層ではなく新しい層にグローバルモデルが響くのか?ってとこだろうね。
MSのハードウェア部門は死んだも同然だ
新型Surfaceを見て、ああもうMicrosoftはPCを再定義するのは止めたんだと思った。
OS専業メーカーとしてWindowsをAndroidやAppleとのシェア争いから脱落させないためにSurfaceは始まった筈だ。
Surface自体は一定の成果はあったが、スマートフォン市場ではMicrosoftの負けは確定した。そして、タブレット市場は一定のシェアは取れているがそもそも市場自体が小さいままだ。圧倒的シェアを維持しているPC市場もスマートフォンの高性能化、高価格化で市場が縮小している。
多分Microsoft自体も認識はしていると思うが、PCは過去互換性を維持することとスマートフォンやAndroidタブレットの様な使い勝手の両立を高いレベルで求められている。
その解決策を示すのがSurfaceの役割であり、ハードウェアメーカーにOSをOEMしているMicrosoftがハードウェアを出す意義だった筈だ。
未来を示せないSurfaceなんて意味がない。
MicrosoftはPCを再定義出来なかった。